古い建物はアスベストの調査が必要

建物は、その内部を一度解体してみないとどのような建材や物質が使われているのか分からないことがあります。もしも、老朽化やリニューアルなどの理由で古い建物に工事を加える場合には、アスベストが含まれているかどうかに注意しなくてはなりません。アスベストは身体に有害な物質です。石綿とも呼ばれており、とても軽量な物質であるため、建物を解体した際に粉塵が飛散しやすいのです。

建物内で作業するスタッフだけでなく、周辺の住民にも健康被害が及ぶ危険があります。うっかりとアスベストの粉塵を吸引してしまうと、内臓に大きなダメージを受けることにもなりかねません。肺などの呼吸器官へ影響をもたらすといわれていますので、十分な注意が必要です。一昔前には、ニュースや新聞などのメディアで連日取り上げられるほどに大きな社会問題となりましたので、その恐ろしさを理解しているという方も多いかもしれません。

建物の解体などを安全に執り行うためにも、事前にアスベストの調査をしておいたほうがよいでしょう。令和4年4月1日からは石綿事前調査結果報告システムが義務化されていますので、必ず執り行わなくてはなりません。アスベストの調査は専門の会社に依頼すれば、すぐに対応してもらえます。両社でスケジュール調整を行ったり、見積もりを請求するなどして準備を進めていくとよいでしょう。

専門知識を持つ会社に任せれば、確実に対応してもらえますので安心です。

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